うつ病にも種類がある

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色々あるうつ病の種類

うつ病にもいくつかの種類があり、それぞれ治療方法が違ってくるため診断ミスをされると治療方法が合わずに改善できないこともあります。そのため、自身でもうつ病の種類についてチェックしておくと良いでしょう。一つ目に「仮面うつ病」というものがあり、これは心の症状ではなく先に身体的症状が現れるものです。そのため、他の病気と間違われることも多々あると言えるでしょう。また、身体的症状が出ると多くの人は内科に足を運んでしまうものです。内科を受診したけれど風邪だと診断されたり、原因不明と言われたりすることもあります。風邪と診断されれば処方されるのは風邪薬です。風邪薬を飲んでしばらくすると治ったと思い「やっぱり風邪だったんだ」と思う方が多いのですがそれを見過ごしてしまうとうつ症状は悪化していきます。ですから、安易に風邪だと思いこまずに仮面うつ病の可能性も考えてみると良いでしょう。仮面うつ病の症状には舌の痛みや手足のしびれ、喉の乾きや頭痛などが挙げられます。他にも動悸や胃の不快感などを覚えることもあるので、これらの症状が一つでも出た際は精神科や心療内科の受診をオススメします。
中高年に多いうつ病に「退行期うつ病」があり、他にも「更年期うつ病」や「初老期うつ病」と呼ばれることがあるうつ病です。年齢を重ねることで思うように自身の行動がうまくいかなくなることがありますが、それが要因となって退行期うつ病を発症することがあります。また、男性が罹る人も多く今まで外に出て仕事をしていた人が仕事を辞めて家にいる場合、急な生活の変化に追い付かないこともあるでしょう。会社では誰かの役に立っていた状態ですが、退職後は会社から離れることで「役に立たない」と思い自分の存在価値を見出せない状態に陥ることもあります。人は誰かの役に立つことで生き甲斐を感じることがありますが、それが急になくなってしまうことでうつ病に陥ってしまうのです。そのため、退職後は趣味に時間を使うなどして予防していくことが大切だと言えるでしょう。
最も気づきにくいうつ病の一つに「微笑みうつ病」というものがあり、明らかに落ち込んでいる様子がないので気づきにくいと言えるでしょう。周囲が心配の声をかけても「大丈夫」と言って微笑んでしまうため、周囲も大丈夫だと思い込んでしまうのです。基本的には誰かといる時は明るく振る舞っているため周囲の人は気づくことができません。それ以外にも気づきにくいものに「季節性うつ病」もあり、その時期を過ぎると回復するので季節的な問題だと捉えられやすいのです。冬の時期、睡眠をとりすぎたり、甘いものを食べ過ぎたりする場合は冬季うつを患っている可能性があるためチェックしておくと良いでしょう。

自身のことをメモに記しておく

上記で挙げた以外にもうつ病の種類はいくつかあるため、普段の行動や気持ちなどをメモに残しておくと良いです。例えば双極性障害のように気分が高まっている時と落ち込んでいる時が交互に出てくることがあります。気分が高まっている時は楽しいと思えますし、何の問題もないと思われがちです。そのため、気分が落ち込んでいる時だけメモに記して医師に伝えてしまうとうつ病と診断されてしまうことがあるでしょう。しかし、気分が高まっている時もしっかりとメモに残しておくことで双極性障害だと気づくことができるでしょう。このようにうつ病の種類によって治療内容も異なってくるため日頃の行動や気分などはチェックしてメモに記しておくと良いです。自分でしっかりと事細かに伝えることができれば良いのですが、医師を目の前にするとちゃんと伝えきれないこともあるのでメモは大切だと言えるでしょう。自分自身でなく家族がうつ病の可能性がある場合もチェックしておき、メモにして一緒に病院を受診することでスムーズにうつ病を発見することが可能です。